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剣山(徳島)〜初山小屋に泊まる〜初百名山

剣山/ 徳島県⛰1955m

【1日目】

コース:見ノ越登山口〜剣山頂上ヒュッテ

タイム: 4時間20分 (休憩30分)

距 離:3.4km


【2日目】

コース:剣山頂上ヒュッテ〜次郎笈〜丸石〜二重かずら橋登山口

タイム: 9時間30分 (休憩1時間50分)

距 離:8.6km


持ち物🎒

常時携行品🌼

ファーストエイドキット 着替え 充電器 ヘッドライト

地図 コンパス ガスライター 十徳ナイフ 笛 ココヘリ発信機 財布

携帯トイレ ゴミ袋 ティッシュ ウエットティッシュ 手ぬぐい

ザック:カリマークーガーグレース55L

水1.5L シュラフ 着替え 洗面用具 ドライタオル 化粧品 ULコンパクトダウン

虫除け 折り畳み傘 行動食(山ご飯はバディさんが持ってくれた)

 

2021年7月10〜11日


山歩きを初めて半年と少し

すごくすごく憧れた山に泊まりで行くことにした


四国 剣山(つるぎさん)⛰百名山

劔神社が登山口。会いに行きます。

🚞アクセス

徳島JR阿波池田駅前に前泊

阿波池田バスターミナル久保行→久保で剣山行きに乗り換え→見ノ越バス停→見ノ越登山口



剣山山頂からの次郎笈の稜線。感動的にかっこいい。

山に泊まるなんていう世界を知らなかった

思いつきもしなかった

「山小屋」っていう所がこんなに心ときめく場所だなんて知らなかった


山の上で1日を終えて、山の中で1日が始まる日

雲と同じ高さの場所に行く

山といたくて、いられる時間はずっと外で山と空をみていた

暗くなるまで山にいて、山の側で眠って、山と一緒に目が覚める

薄暗くなっていく山々、山にかかって湧き立つ雲、どうしようかと思うくらいきれいで

大きな空の朝は、特別な気持ちが差込む東雲色と、キラキラ輝く金色と、深く澄んだ透明な水色、瞬きのたびに形を変えていく雲 みんな混じり合って、澱んでいるようだけど刻々とうつろいで、それらを太陽の輝きが洗い流していく


朝も昼も夜も、当たり前なんだけど 山々は

ずっとそこで世界のすべてを受け止めているようで、偉大だったとても

みんな山でこんな気持ちになってたんだと知って、もっとたくさんの山に会いたくなる

長く山にいたいって思う


2日目朝。次郎笈へ向かう

数日前まで良くなかった天気予報がうそのような 眩しい太陽に応援されながら、

わたしには本当に夢みたいな。次郎笈への道

視界の隅々まで拡がる圧巻の奥深い山々と、並走しながら、飽きることのない稜線歩き。

何度も立ち止まって、きっと太古から変わらない景色を感じて胸がいっぱいになる

言葉にならない。好きだ!


次郎笈から丸石へ行きたい。でもずっとここにいたい

次郎笈からは丸石へ。下山は丸石避難小屋の分岐から、奥祖谷のかずら橋⛰

わたしのレベルで歩けるコースを距離で考えて、丸石避難小屋〜かずら橋への下山ルートを選んだんだけど・・・

なかなかの危険コースだったんだよなぁ

激下りで不鮮明な踏み跡、一歩間違えたらふわふわゴロゴロの地面は滑落必至な感じ

何回も足を滑らせて、もうほとんどお尻で下るような道

やっと山から谷まで下りて、あとは谷川沿いをのんびり歩くだけだと思っていたのに

いたのに!

今度は谷沿いを細く高く歩くトラバース道だった(泣)

高所恐怖症のわたしはゾクゾク緊張しっぱなしで、この感じいつ終わるんや!!

って思ったけど、結局最後までだった

2時間頑張ったわたしはえらーい!

だけど山での試練ってやっぱり少しワクワクで

そしてとてもとても神秘的で美しい所だった

また行けるなら歩いてみたいなぁ

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昨日の気持ちも、今日の気持ちも、明日も 全部覚えていたいって、山にいるといつも思う

だから日記を書きたくなる

書きながらまた幸せな気持ちになるって幸せだ

自分が感じられる事すべてでわたしの世界はできている

剣山から下山した日

大好きな人が亡くなった

子供の頃から大好きで、1番尊敬してた祖父

すごく悲しかったけど、山のような人だったと思った

とても偉大で、わたしの御神木。今も。

これからも山に行ったら大切な人を思うよ。

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