俱留尊山(1037m)/ 奈良県⛰
タイム:7時間26分 (休憩3時間40分)
登山開始:7:40 / 登頂:10:40 / 下山開始:12:50 / 下山:15:10
距 離:4.5km
標高差:547m
コース:曽爾高原ー二本ボソー俱留尊山ー二本ボソー曽爾高原
2021年11月18日 晴れ
さて書こうかな
初冬の奈良、ススキ、山ごはん
初めての奈良のお山、その名も「俱留尊山(クロソヤマ)」
奈良ってちょっと不思議でかっこいい地名が多い
なんていうか、古代を感じるんだよ
俱留尊山には曽爾高原がある
ほら、曽爾(ソニ)もかっこいい
曽爾高原はススキヶ原
広大なススキの野原を抜けて
奈良の山々を見渡しながらゆるゆる歩く
ゆるいけど、ちゃんと登山
祖母谷温泉から帰ってきて
怒涛の14連勤からの、久しぶりの山行きで
長野とか、アルプスとか
高くて遠くて厳しいところへの憧れは
ずっと尽きないけれど
ひとまず落ち着いて
今の自分が楽しめる事
しんどくならずに幸せになれる事を
しようと思ったので
だから行きたい山へ行って
食べたい山ご飯を食べる事にした
片道4時間以内なら日帰りできる!
って思ってるので
少し?遠いけど片道3時間半
行きたかった奈良、俱留尊山を目指す
まだ暗い朝の4時、家を出て
京都を抜け出す
初めて走る道を 知らない街を
会いたい山に向かって
ずんずん進んで行くうちに
夜が明けていく
夜明けの少し前
薄明かりの街に霧が降りていて
世界は仄明るいブルーグレー
これからちゃんと、1日が始まる予感と
少し開けた窓からは冬の匂い
冬はつとめてって枕草子だ
早朝が良いってこの時間かな
季節ごとの朝の匂いに、
季節の移ろいを感じて
夏が終わって、秋が来るときは寂しくて
でももう冬だ
冬は苦手だけど、すごく近い存在だから
春を心から待ち侘びるが故に
冬の存在感は常に大きく、
わたしのそばに座り続ける
今年もしっかり冬と過ごしたって
はっきりと肌身で感じて、春を迎えるのだ
今年の冬は山といるなら、
冬ももっと好きになれるかな
冬の山って、めちゃくちゃ寒いんだろうな
でも寒くても暑くても、なんでもいいから
山といたいし山が好きだと わたしは山に
会いたいんだと思いながら
あ!!これから山に行くんだったと
我に帰る車内(運転中)笑
(AM7:50)ソニソニ到着!
だーーーれもいない!!最高
秋色リフレクション
視界がぜんぶススキ色
わぁ真っ直ぐ わたしに向く朝陽
この道を照らして 輝かせて
ここを歩いておいでよって
光の中を歩いていいよって
わたしの中で誰かが言うようで
わたしの頭の中はいつも妄想でふわふわしてるんだけど
山に行くとますますぷかぷかするんだけど
それでもいいの 幸せな気持ちになるから
(AM8:40)二本ボソに向かう 二本ボソ?
稜線歩き♪
曽爾高原一望!
向こうに見える山容もゴツゴツかっこいい
奈良良き
右:もたないでの鎖 左:もっていい鎖
たぶん・・・
(AM9:35)入山料納め所
この時間帯は無人なので箱に入れる
(AM9:40)二本ボソ登頂〜 980m⛰
なんですか???
どうやら、麓から見ると、イワシの口に見えるらしい
サンマじゃダメなのかな・・・
イワシの口で
寒い時期は淹れる側から冷めるので初めからボトルインコーヒー
あたたかいコーヒーをすぐに飲めるの良かった
木々の葉はもうほとんど落ちて、明るい森の中
俱留尊山へ向かう〜〜
岩岩も乗り越えて
(AM11:05)俱留尊山!1037m⛰!!やったーー
久しぶり登山〜〜〜〜
クッカー多いー
気合いの表れやわ わくわく
完成したよー
わたしの初冬山ごはん
今食べたい、たっぷり甘栗ともち米を炊いた簡単栗おこわ
これほーーーんとに美味しかった
ほくほくおこわも熱々豚汁も
自分の才能を知った
食べたいと思ったら、なんとしても食べるという才能
山小屋何回キャンセルしても
足が治らなくて不安になっても
山の中に存在できて
美味しい気持ちになれたら幸せ
だからわたしは大丈夫!!!
そう思えた奈良の山の日
もう二本ボソまで歩いてきた
さっきまでいた俱留尊山とわたし
影だけでも残していきたいくらい
幸せな山だったよ
曽爾高原の奥の奥に連なる山々
あのかっこいい山縦走したい!
夕方になると人が増えてた
山も風もススキもわたしも
この世界の一部で
地球の一部だ
2021年の大切な山たち
あと少し
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