氷ノ山(兵庫県最高峰)と成吉思汗①
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氷ノ山(兵庫県最高峰)と成吉思汗①

DAY⛰2023年9月29日


氷ノ山(1510m) / 兵庫県⛰最高峰

 タイム:8時間15分 (休憩2時間)

 登山開始:6:55 / 登頂:10:45 / 下山:15:08

 距 離:10.5km

 標高差:926m

 

 【交通手段】自家用車[八鹿氷ノ山IC]/🅿︎福定公園

 🚾登山口、山頂、下山口に有

 


2023年9月29日(金) 晴れ


赤岳以来の山登り。

あの大充実の赤岳登山から数週間。

わたしの日常はすっかり仕事


仕事仕事仕事。。。


「や、や、山ぁぁぁぁぁ〜〜!!」(心の叫び)


勤務中に、ほんとに叫び出しそうになったので


すべてを一度横によけて

山へ行くことにした。

この際行きたかった「氷ノ山1510m」

兵庫と鳥取の県境に座す

兵庫県最高峰である


車で片道3時間と少し

家を出るのは午前3時過ぎ

いつもの街はまだまだ暗く

車も人もなく広い道

でも信号や街灯、コンビニのネオンは

時計の時刻に関係なく、動くものの少なさに関係なく

ピカピカしている


そんな中を

山へ向かってひた走る

はやる心を掌に集めて、ぐっとハンドルを握って

アクセルを踏み込むのだ


(AM6:55)

車を親水福定公園に停めた

初めまして、氷ノ山登山口


きれいな朝

空気に混じるのは秋の気配

水が豊富な氷ノ山

瀧もたくさんあるんだけど

水の光も

朝の光も、影も

きれいできれいで

足が進まん!!


(AM7:08)

立派な布滝


朝日が差し込んでくる

わたしにも光は降りそそぐし染み込む

仕事通しで

枯れて荒んだ心に

それはもう染み込んで


山に存在するものみんなと一緒に

わたしも光を受けるのが嬉しい

来てよかった〜〜〜〜!!


足元には朝露に濡れて光る

小さな葉っぱやキノコたち

見上げれば木々の隙間から木漏れ日

葉を光らせながら、光が落ちてくる 遠くの方に覗く枝が、

時々風に揺れて


今日も季節が息づくこの世界を ひとりきり、

とぼとぼと 森と呼吸して

山と一緒に歩いて

見上げるごとに、振り返るごとに 心打たれて泣きそう


目の奥と鼻の奥をじぃんとさせながら

素直でいたいと願うような気持ち

今感じられることを

できる限りそのまま心に届けて、

心に映す

(AM8:05)

あと3.5km!まだまだ楽しいー

谷川に向かって降りて

ハシゴ見たいな急傾斜を登る

滑りやすいので要注意

山や森は その身ひとつだけでそう存在する訳じゃなくて

光や風や空気の匂いも一緒に 山なわけで森なわけで

そのすべてが

わたしは好きなんだなって

いつも思ってる


こんな気持ちになれる山歩きをしてることに感謝

爽やかわいい

ダイモンジソウ

(AM9:10)

“一口水”の水場

しっかり出てます


ここまで来たら、氷ノ山山越までもう少し

(AM9:15)

氷ノ山山越え避難小屋!

噂のサザエさんハウス

山頂まではあと半分〜

あ!!

氷ノ山!山頂!お家が建ってる

あそこまで行くよ


山越えからは急登なく

空も一気に広くなる

ゆるゆる楽しく、氷ノ山に近づいて


(AM10:15)

気温は20℃くらい。青い空。少し風

最高やん!


向こうに鉢伏山

あの稜線最高やんーー!

いつかぶん回してみたいなぁ20kmコースかぁ

立派な甑岩(こしきいわ)は巻いて


おぉ!ついに!

これはハッピーロード〜〜〜いけー!


山頂は目前!


つづく









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