金毘羅山の麓で考えた。
やっぱり山がいい。山でしか感じられないことが私にはたくさんある。
行ける体にちゃんとなる。
まずは事の経緯を整理しよう。
2021年8月末
比良山地武奈ヶ岳稜線上で、右股関節に違和感を感じる。
やや痛みを感じつつ歩けないほどではなかったため登山続行、するも下山時には痛みが増す
下山後、歩くことが困難に感じるレベルに。
かかりつけの接骨院にて
・先天的に股関節が弱い(軽度の臼蓋不全?)
・激しく動かしたらこれからも痛みが出る
・股関節を大きく動かすような運動はNG
山歩きに向いてない股関節って言われた時、すごくショックを受けた。
足を大きく上げては行けないって言われて絶望した。大げさだけど。
自分のやってきたことは、いつかの行きたい山に繋がってるって思ってたから
そのためにできることは少しずつでも、なんでもしたいって思ってたから。
もしかしたら、アルプスには私は行けないのかな?って思って。
武奈ヶ岳で経験した、痛みがある状態での長い下山がすごくしんどくて、何度も転びそうになった。
その状態になる可能性がある限り、少しでも危険なところには行けないと思った。
滑落の可能性が上がる。行動不能になる可能性が上がる。
ソロで歩くんだから、遭難する可能性が高いことはできない。
でも、じゃあ、どうするの。
股関節が弱いなら、それを補う筋力をつければいいんじゃないのかな。
この頃は筋トレはお休みして、体力アップのためと考えてランニングばかりしてた、
毎日7km。今思えば、この時に体の筋力や姿勢のバランスが変わった気がする。
あと単純に、武奈ヶ岳がまだわたしにはきつい山だった。荷物も重かった。
走るのは股関節的にだめと言われたので、痛みがなくなるまでは安静にして、
その後下半身と腹筋の筋トレを少しずつやり直すことにした。
たまにウォーキング。
接骨院の先生は、鍛えるのもそんなに意味ないって言ってたけど
できることしないと、このままじゃだめだって焦ってた。
自主トレをしてその後
9月🌾(標高差m/距離km)
天ヶ岳(880m/10.1km) ○歩けた
深山(808m/10.2km) ✖️歩けるが痛みが出る登頂できず
スポーツ整形外科を受診してレントゲンを撮るも
股関節は少しズレてはいるが、臼蓋不全というほどではない
姿勢良く過ごしてねくらいの診断
湿布を処方される
10月🍁
左大文字(250m/3.3km) ○歩けた
水井山(424m/4.6km) ✖️痛みが出る登頂できず
接骨院で、股関節と腰が炎症しているので
運動を一切やめるように言われる
登山続けたいなら、股関節はできる限り動かさずに過ごすように!
と念を押される
→11月予定してしていた木曽駒ヶ岳、金峰山断念する。運動をやめる
11月🌰
倶留尊山(554m/4.5km) △ 登頂できたが痛みが出る
運動をやめて、患部の炎症も治ってから歩いてるはずなのに、なぜ・・?と思う。
12月❄️
栗野岳(502m/5.4km) ○歩けた
韓国岳〜獅子戸岳縦走(1059m/11.4km) ○歩けた
この鹿児島の3座を歩けて。なんかいい感じ!って嬉しかったのに
2021年12月登り納め
比叡山(830m/8.1km) ✖️激痛のため行動不能一歩手前に
そしてはっきりと感じたこと。
運動をやめて以降、歩ける日はあるものの
痛みが出る時には、その度に痛みが強くひどくなる。
運動はやっぱりしたほうがいい気がする・・と判断して、筋トレ再開。
背筋、腹筋、下半身のゆる筋トレ、ストレッチを中心に再開。
数ヶ月で全身の筋肉が落ちていて、1km走るのもキツくなっていた。走ろうとすると、足が全く上がらなくて、腰がすごく痛い。
足、腰、背中、みんなガチガチになってる。
筋トレはゆるーいのを少ししただけで筋肉痛になる。
仕事も忙しくて時間もないし、体力も落ちてるし疲れで毎日フラフラする。
山に行きたいのに行けないし
また痛くなったらどうしようって思うし、山が怖い
身体的にも、精神的にも、なんだかつらい時期が少し続いて、
ゆるトレーニングを再開して1ヶ月。
久しぶりに山を歩いてみる。
1月
天王山⛰標高差300mを5.6kmかけて歩く緩いハイキング。
歩けた!そして2月にロッククライミングゲレンデ。これも行けた。
しかし先日の愛宕山でバースト。軽く絶望する。
もうー!はぁ・・
そして
次の展開へ -3-
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