DAY⛰2023年7月16日〜18日 2泊3日
雄山(3003m)〜大汝山(3015m)〜富士ノ折立(2999m)〜真砂岳(2861m)〜別山(2874m)
/ 富山県⛰
宿泊🛖剱御前小舎(2日目)
距 離:(2日目)5.7km
標高差:(2日目)↑675m ↓615m
コース:一ノ越山荘ー雄山ー大汝山ー富士ノ折立ー真砂岳ー別山ー別山北峰ー剱御前(泊)
2023年7月17日(日) 2日目前半 晴れ
雄山
おはよう立山
おはよう一ノ越
夜明け前、3時ごろに目が覚めた
ハッと窓の外を覗くと
ガスはすっかり晴れて空いっぱいの星空
風はすごく強かったけど
今日はきっと晴れだ
雄山への登りにはいくつかのヘッドライトの光が揺れている
わたしはゆっくり支度して、空がもう少し明るくなるのを待つことにする
(AM4:25)
よし!お世話になりました
(AM4:32)
では行くぜ急登
今日1番の頑張りどころは
このガレの岩の急登のはず
かなり急だけどマーカーがこれでもかと記してあるので
浮石やジャリジャリ踏んだりを気をつければ
ちゃんと進める
すでにけっこう高い〜!
今やっと、1/4来れたかな?くらい
人もまだ少ない時間
マイペースで一歩ずつ
少し驚いてるのは、足の調子が良いこと
どうしてかな、体がいつもよりも軽い
わたしには初めて経験する斜度
どんどん高くなるし、山頂は遠いんだけど
ずっと元気だよ
歩けるのが嬉しい
岩の間に
イワツメクサ
まだまだがんばる
(AM4:40)
昨日はみえなかった槍ヶ岳くっきり
その左手前に野口五郎岳。
確かもうひとりいるハズ…
五郎さん
みんな灼けて美しい
あそこ、アルプスの最深部水晶岳
行ってみたいなぁ
その手前に赤牛岳
かっこいい…!
北アルプスオールスター
燕から大天井、常念に槍ヶ岳、諸々
この景色に囲まれながら
迎える朝、
わたしからみえるってことは
山からもわたしがみえてるんだ
わたしはここにいて、今雄山に向かってるんだ
胸の奥から言いようのない感情が込み上げて
心がぐっと熱くなるのを感じる
今日はまだ始まったばかり
今日は、1日中、山にいていいんだ
どんな1日になるかな
(AM5:10)
まずは無事にこの岩ガレを登り切る事
あそこ山頂!
でも見えてからが遠いことは知っている
できるだけ上は見上げずに
次の一歩を確実にどこに置くのか集中して
そうして少しずつ、少しずつ
高度を上げて
(AM5:14)
青空きたーー
なんて透明な空と空気
その下に美しく連なる山たち
奥の方、薬師岳
左にもう一人の五郎はん→黒部五郎岳
その隣にわかりやすい笠ヶ岳
白い花はいよいよ潔く
(AM5:17)
登ったー!
(AM5:24)
登り切った先の景色
山々の向こうに
水をたっぷりと湛えた深い湖のような
光り輝く雲海モクモク
雲が光って、光そのものみたいに絶えず降りそそぐ
富士山と、その右に八ヶ岳
全部みえるやんーー!
雄山山頂 雄山神社
鳥居をくぐって山頂へ向かう
(AM5:29)
山頂祠から見下ろす
ちょうど、5時30分に太鼓の鳴り出して
わたしはここで静かに手を合わせて
低く厳かな音を 胸いっぱいに響かせる
(AM5:35)
ここに来られました
ありがとうございます
登頂したー!!
ついに、立山、雄山3000m超え
立山は特別な場所だった
その特別な立山は、わたしには雄山のことだった
ここに、自分で歩いてきたかったんだ
嬉しい嬉しい
嬉しい!
青い空と山とわたしがいてそして
あーーーーー
真っ直ぐ向こう!
いたー!!
というか、座した!剱岳
遠くからでも、突き刺さるような存在感
今からそっちに行くね
ドキドキ
(AM5:54)
こんなに美しい朝日のもと
至福〜〜〜〜
雄山神社
御守りと御朱印を授かって
ありがとうございました
(AM6:31)
さぁさぁ
この稜線ぜんぶ歩くんだよ
こんなに美しい日に
頭上に青空、足元に立山
目線の先には剱
幸せ過ぎませんか
室堂も今頃最高やね
岩の道を注意深く、次なる目標は大汝山
このルートでは、ヘルメットを被ってる人はほとんどいなかったけど…
転んだら致命傷な場所は多い
そしてわたしは、自他ともに認める鈍臭さを持っているし、何かをやらかす前提で山に行っている
だから対策は大切
サングラスして、日除けマスクして、ヘルメット被ってるから
かなり怪しい人に見えるけど…
でも気にせず進め!
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