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比叡山(滋賀)〜ピンチはチャンスなんだよたぶん〜

DAY⛰2021年12月22日


比叡山(848m) / 滋賀県

 タイム:8時間39分 (休憩4時間)

 登山開始:5:45 / 下山:14:24

 距 離:8.2km

 標高差:789m

 コース:きらら坂登山口ーケーブル比叡駅ー大比叡ーケーブル比叡駅ー(ケーブルカー)ーケーブル八瀬駅

 

2021年12月22日


わたしの山2021ラスト山行は

大好きな比叡山


比叡山に行くと必ず嬉しくて幸せになるから

たくさん歩こうと決めて

少しロングの計画を立てた

(AM5:57)

冬の朝は遅くて

6時でもまだまだ暗い

暗い森から見上げれば

輝くお月さん

山の暗闇は怖いけど

比叡山なら怖くない

よく知ってる道だし

これから夜が明けて

きっとたくさん幸せになる一日になるって

うきうき

どきどき


落ち葉を踏み締める

きれいな色

冬の空気に沈む街に

朝がやってくる


そんな気持ちで

てくてくとぼとぼ

一人比叡山をきらら坂から

(AM8:10)

でもピンチは訪れた

突然、足の痛みが再発したのだーーー

しかも、超激痛

足が上がらず一歩踏み出すことも苦痛

思うように体が動かず

体温がどんどん下がっていくのを感じる・・・ まずいなぁ

痛み止め飲んで、湿布して、できる事をして



2時間登ってきた道を

この状態で下山するよりも

ケーブルカーの駅まで登る方が近いと考えて

ものすごくゆっくりだけど進む事にした


痛いのもつらいけど

やっぱり、心が苦しい

いつもいつも、幸せな気持ちで歩いてたこの道

ひとりで歩く事は「行動不能=即遭難」て

常に考えてたつもりだけど

もしエスケープがとれない登山道だったら?

ここが雪の上だったら?

標高2000mだったら?

状況によっては、死んでしまう可能性もあるんじゃないかって

そんなことが頭をよぎる

韓国岳は元気いっぱい、大丈夫だったのに

この足は治るのかな

夏に痛めて、もう冬なのに


色々考えて、一瞬、心は不安でいっぱいに

せっかく比叡山にいるのにな

不安も、恐れる事も、大切なことだけど

今日は、今やれるに集中しよう

できれば、楽しもうと

自分で自分を励まして


(AM9:15)

時間はかかったけど、なんとか

駅に着いて、しばらく休憩したら

少し痛みがひいたので

少し歩いて、いつもの好きな場所にいって

ご飯でも食べよって決めて

よし!

(AM10:12)

いつもご飯食べるお地蔵さん展望台

この眺め落ち着くー!!

今日の山ご飯

ロングの予定だったし、お手軽なやつ