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比叡山(京都・滋賀)〜LOVES HIEIZAN〜

京都府⛰848m

タイム:7時間35分 (休憩2時間50分)

距 離:10.2km

標高差:865m

コース:雲母坂〜大比叡〜延暦寺〜坂本

🌼常時携行品

ファーストエイドキット 着替え 充電器 ヘッドライト レインウェア

地図 コンパス ガスライター 十徳ナイフ 笛 ココヘリ発信機 財布

携帯トイレ ゴミ袋 ティッシュ ウエットティッシュ 手ぬぐい


持ち物🎒 重さ8.5kg

水1L シングルバーナー 山フライパン コーヒーセット おやつ テーブル

レイヤリング:ドライレイヤ,メリノアンダー,パタゴニアロンT,アーク薄手フリース,ツルギライト

 

2021年4月19日⛰


京都の街からは、比叡山の美しい姿がいつもみえていて

なんだか無条件に憧れていた

山は歩けるところと知って

じゃあ、比叡山。歩きたい。いつか。


そういえば、京都で最も好きな場所のひとつに岩倉の「圓通寺」というお寺がある

圓通寺は、後水尾天皇の別荘として、400年近く前に建立されたのだけれども


比叡山を最も美しく眺めることができる場所が10年かけて調査され

そしてこの地に建てられた。


ここにはその眺望を借景とした庭園があり、

いわば、その庭園のための建築は、柱のモジュールも景色のための絶妙なサイズになっている。柱や鴨居による庭を切り取る縁取りは、木々や生垣と完全に調和している。

なんともいえない奥深さがあり、その向こうに在り続ける比叡山はただ悠然と、常に美しい。


比叡山は観るべき山で、その姿が最も美しいのは、京都からの眺めであった。

その見事な景観は、当時、元気が取り柄なだけの無知な小娘だったわたしの心を打ったし、なんの知識もなく、理屈もなく

ただ、比叡山てすごくきれいな山だと思った。


何度も通った圓通寺。

その頃から比叡山は、わたしにはきっと特別な山だったんだ。


さぁ ついに

比叡山を歩く日が始まる。

登山口は修学院の雲母坂から、延暦寺を経由して、大好きな琵琶湖に向かって滋賀県坂本に下山の予定。わくわくと夢しかないのだ。


雨上がりの新緑は、さらに輝きを増して

段々と色が濃くなってる 繁々と伸び行く枝葉はサラサラと鳴って

サラサラの隙間から、春の太陽がキラキラ

山に包まれるような谷の道が好きだ。

もちろん尾根の道も。新緑の世界から杉林。見上げると山桜。残り椿。


みえている世界ぜんぶが感動をくれるので、心のドキドキがひとりじゃ抱えきれなくて、

頭とか指の先からコロコロと空に上っていく気がする。


いる場所の高さが少しずつ、上がって、木立の向こうの景色も変わってくる感覚。

山が高いと、山がたくさん見えるんだなぁ。

山々の上に、落ちる雲の影がゆっくり動いていって、

それをずっとみていられるなぁって思ってたら胸がいっぱいになるよ。泣きそう。



立ち止まり過ぎた、ぼんやりし過ぎた、予定時間からとても押した山歩き。


さらに延暦寺では予定を大幅オーバーしてお参りする。

だって楽しい!楽しすぎる〜〜〜

やりたいように好きなだけ動いてしまった下山後は幸せと寂しさと充実感。

これだから、山が好き。

山ってどうしてこんなに心打たれるんだろう。

この答えってでてるのかな?


この日にそう思ったけど

いまだに答え?はない。山に行く理由もよくわからない。

やっぱり好き、とか、来てよかった、とか、はあぁ幸せって思うだけで

山に行きたーいって思うから行くだけで

その時思うことがすべてで、それがわたしの山かなって思う。

のが、答えのようなものということに最近はしている。


はあぁ

山行きたい。

反省

予定からとても時間が押した事。 時間が足りなくなった場合のルートも考えてたけど、ルート変更しても更に押した。 そのために、後半は地図読みの余裕がなくなる。歩く距離が長くなると、少しの積み重ねがとても大きな誤差になる。15時を過ぎると、街では明るくても山は暗くなってくるので、気持ち的にも余裕がなくなる。初めての場所を歩く時はもっともっと余裕を持った計画を。

したいことがあっても、計画優先で諦めることも大切

 

山ごはん

今回は、わたし的肝煎り。

必ず美味しいものを食べようって思ってて、テーマは「喫茶店のナポリタン」

ポイントは、麺をトマトジュースに漬けてきた事と隠し味調味料。



味は望んだ通り、いやそれ以上の。

こしきゆかしい喫茶店の、全体的に茶色い雰囲気で、ランチョンマットが赤チェックで。マスターが手作りしてくれるやつ。トマトジュースが正解で、濃厚な感じ。めちゃくちゃ美味しかった〜


味 ★★★★★ 手間 ★★★ 重さ ★★★

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