⛰愛宕山/ 京都府⛰924m
タイム: 6時間 (休憩1時間)
距 離:10.3km
標高差:1110m
コース:(上り)清滝コース/(下り)月輪寺コース
持ち物🎒
水1L 着替え お湯0.8L おやつ インスタントコーヒー マグカップ 軽アイゼン
おにぎり ミニラーメン ねぎ たまご シェラカップ
2020年12月23日
前回のグループハイクから約3週間
ひとりで山へ行く日が来た
超初心者単独登山女子のささやかな第一歩
行き先は「愛宕山(あたごさん)」
京都に住む者なら誰もが知ってる火伏せの神、愛宕信仰の総本山
山頂にある愛宕神社は年に1度
1回の参拝で千回分の御利益があるとされる「千日詣り」ができる期間がある
その1週間、京都中の老若男女が愛宕山に向かうのだ
山へは行かなくとも、愛宕山には行ったことがあるという人は多い
わたしも過去に2度、足を踏み入れたことがある山だった
そしてこの時、わたしが知ってる京都の山は愛宕山しかなかった
初心者のわたしにとって、ゆるい山ではなかったと思う
標高差1000m登りっぱなしだし、下りっぱなし
過去2回の入山のうち、あまりのしんどさに4合目で撤退したのが最後の記憶
でも愛宕山の清滝コースは神社への表参道で
道が広く、よく整備されていて、平日でも人が多く安心感がある
千日詣りを一度経験していたし(次の日全身バラバラになるレベルの筋肉痛になった)
3歳の子供から、お年寄りも登る山だし(このお年寄りさん達は私よりずっと強者だと後に気がつく)
そしてやはりわたしは愛宕山しか知らなかった
愛宕山ならいける気がしてた
今のわたしは、もうこれまでと違う
やる気に溢れていて、楽しみで仕方なくて、すでに愛宕山が好き
さぁ行くよ!
山が始まる
自分の体ひとつで、一歩ずつ
自分の足を動かして少しづつ高いところへ
山の、森の、木々の緑と光と空気を感じながら、見上げて、見渡して
自分がここにいるって確認しながら
この綺麗な世界に自分が存在してるって確認しながら歩く
自然はこれまでも、これからも、ただずっとそこにあって
わたしも自然の一部のはずなのに、ここに立ってると感動してしまう
わたしもただ存在してるだけでいいって気がつく
なんだかありがとうって思う
幸せだなぁ 覚えていたいんだよ
この時の気持ちを
私にとっては、登りも長かったと思うんだけど
下りがものすごく長かった
足がガクガクになって尻もちをついたりした
でもひとりで無事に登頂できた充実感でいっぱいだった
森の中で淹れたコーヒーが最高だった
これから、もっととても、心から山を好きなるんだなって確信した日だった
わたしの山の日、ありがとうございました
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